ATHLETE CUPアスリートカップ

第4回SASAME アスリートカップ投キス クライマックスステージ

大会要項

日時 前夜祭:9月8日(土)  競技会:9月9日(日)
場所 場所:京都府久美浜町葛野浜
参加者 参加者:30名
報告者 吉井

4回アスリートカップ クライマックスステージが開催されました。この大会の参加権利獲得者は毎年開催されるWESTEAST大会の上位者5名で、3年に一度の開催となるため、計6回の地方大会上位5名の計30名と前クライマックス大会優勝者がその資格を有します。言うなれば、トップオブアスリート。地方大会を勝ち進んだ上位入賞者で真の勝者を決める大会である。

 

まず、この大会の最大の楽しみと言って過言ではないのが前夜際。会場近くの旅館を貸し切り、全国各地から選手が集結し開催されます。普段、なかなかゆっくりと話す機会が少ない選手同士が美味しい料理とお酒を酌み交わしながらキス談義に花が咲き、大いに盛り上がりました。

 

競技会当日は前日からの大雨に加え、時間が経つと共に北からの爆風が吹くとの予報が出ていた事もあり本来、競技時間が2時間半×2回戦制のところ、スタート時間を30分早い6時とし、3時間半の1本勝負に変更しました。

 

スタート時刻の6時は雨もパラパラ落ちる程度で風も弱く、まだまだキスが釣れる雰囲気。しかし、確実に時間が経つにつれて波が高くなり、北風も強くなってきているため早めの時間帯でより多くのキスを釣る事が今回の勝敗を大きく左右する事になる予感がします。

 

大会エリアは本部の葛野浜を中心に東西約700m以上と広く、30名の選手にはゆったりとしたスペースで勝負に挑んで頂けます。今回、優勝された山元様はまず、事前情報で良いとされていた本部前からスタート。同じ情報をキャッチされた他の選手も多いのか、普段、本部前にはあまり人がいないにも関わらず今日はズラリと選手が並んでいる。一投目からズラズラと連で掛かる事を期待した選手も多いと思うが、ほぼ大半の選手が素鈎。山元様も同様で、すぐに本部前から東へ大きく移動し、その後、転々と東へポイントを探りながらキスの群れを探す作戦に。大きな群れではないが連でかかるポイントを見つけ、その場所で粘り、数を稼がれたようです。8時以降は北風と共にうねりがかなり高くなり、白波が押し寄せ釣りづらい状態となり釣れても単発の状況。やはり最初の2時間でどれだけ釣ったかが大きな勝因になった様です。山元様の仕掛けはアスリートキス4号(夜光塗り)、10本針を終始使われていました。探る距離も波打ち際を攻める選手が多い中、3色~1色を丁寧に誘った事も差が広がった要因ではと感じます。

 

今年6月のWEST大会の様にガンガンとキスが当たってくる状況ではないが、数少ないキスを足で追い求める釣りもクライマックスならではであり、見ごたえのある勝負になったと感じています。“キスは足で釣る”とも言われていますのでその言葉通りに移動を続け、キスを追い求めた結果がこの優勝に繋がったと思います。

 

山元隆様 この度の優勝、本当におめでとうございました。
また、最後になりますが、ご参加いただいた選手の皆様、本当に有難うございました。

 

順位 氏名 ゼッケン 匹数 重量 合計ポイント
優勝 山元 隆 21 17 476 646
準優勝 藤岡 克典 7 10 372 472
3位 武之森 浩  12 13 253 383
4位 駒澤 之也 26 11 239 349
5位 鬼沢 安二 25 8 212 292
6位 梯 和也 17 9 200 290
7位 吉田 敏昭 19 8 206 286
8位 田中 義一 6 9 165 255
9位 宮﨑 照也 23 7 157 227
10位 吉浜 朝義 8 6 155 215
11位 黒田 和比古 5 7 144 214
12位 川上 昭一 20 3 182 212
13位 森下 哲治 10 6 150 210
14位 村山 賢ニ 28 7 130 200
15位 鈴木 剛 30 6 137 197
16位 髙橋 竜也 13 6 136 196
17位 小島 健治 29 5 110 160
18位 森 英樹 11 4 94 134
19位 太田 和良 24 3 90 120
20位 永島 明 14 3 89 119
21位 岡村 繁 2 3 77 107
22位 河合 英典 18 1 91 101
23位 妹尾 泰博 1 3 67 97
24位 佐織 尚史 27 3 50 80
25位 東 文彦 15 1 30 40
26位 東 誠治 4 1 26 36
27位 長澤 昇 16 1 22 32
28位 山田 直樹 3 0 0 0
28位 佐藤 泰樹 22 0 0 0
28位 早坂 直人 9 0 0 0
          (敬称略)